山上蒲鉾店の歴史
小田原の蒲鉾づくりの職人としての歴史
歴史
当社は今から320年以上前の江戸元禄以前より、現在地に旧萬年町の地名をとり、初代萬町米屋繁左ヱ門が山上米萬商店を開業しました。
5代目まで繁左ヱ門を襲名、六代目和吉、七代目藤五郎により米屋として200年間営んで参りました。
明治11年に、七代目藤五郎により鮮魚兼蒲鉾製造販売業として「山上米萬蒲鉾店」を創業しました。
昭和30年に、Yamajou Kamabokoと改め、現在11代目が家業を受け継ぎ、小田原の蒲鉾屋として、約130年、伝統の技を守り続けております。
当社の蒲鉾は、全国蒲鉾評論会において昭和41年、42年、43年と3年連続して「農林水産大臣賞」を受賞しました。
また、昭和49年には、高松宮同妃殿下の御台覧の栄を賜り高い評価を頂きました。
更に、平成15年 第51回全国蒲鉾品評会において、「極」(きわみ)が、「農林水産大臣賞」を受賞いたしました。
平成21年 第61回全国蒲鉾品評会において、「梅鶴」(うめつる)が、「農林水産大臣賞」を受賞いたしました。
神奈川県モデル工場に指定されるなど、山上蒲鉾店は、吟味した新鮮素材にこだわり、伝統の練り物製造の技術を活かしつつ、時代の流れに即した美味しく、健康に良い製品づくりをしております。
沿革
- 初代 萬町米屋 繁左ヱ門(元禄以前)
- 二代目 〃 襲名
- 三代目 〃 襲名
- 四代目 〃 襲名
- 五代目 〃 襲名
- 六代目 〃 襲名
- 七代目 〃 藤五郎
- 明治11年 春 米屋廃業
- 明治11年 秋 山上米萬蒲鉾店創業(鮮魚兼蒲鉾製造販売)
- 八代目 上村 萬吉
- 九代目 上村 和吉
- 十代目 上村 光三郎
- 昭和30年7月1日 Yamajou Kamaboko創立
- 昭和58年 冷凍工場建設
- 十一代目 上村 純正
受賞歴
- 昭和41年 第19回 全国蒲鉾品評会にて 「農林水産大臣賞」を受賞
- 昭和42年 第20回 全国蒲鉾品評会 にて「農林水産大臣賞」を受賞
- 昭和43年 第21回 全国蒲鉾品評会 にて「農林水産大臣賞」を受賞
- 昭和44年 小田原保険所長より表彰
- 昭和45年 神奈川県知事より保健衛生について表彰
- 昭和49年 賜 高松宮同妃両殿下御台覧之栄
- 昭和51年 神奈川県優良工場表彰
- 平成10年 かながわ中小企業モデル工場に指定
- 平成14年 社団法人日本食品衛生協会より表彰
- 平成15年 第56回 全国蒲鉾品評会にて「極」(きわみ)が「農林水産大臣賞」を受賞
- 平成16年 食品衛生全国大会にて厚生労働大臣賞受賞
- 平成21年 第61回全国蒲鉾品評会にて「梅鶴」が「農林水産大臣賞」を受賞
- 平成27年 厚生労働省認定の水産練り製品製造分野における「ものづくりマイスター」に、代表取締役 上村純正が認定される